理由もさまざまだと思いますが、辞めると決めた時は勇気を出して迅速に伝えなくてはなりません。
今回は、サッカーを辞める時のコーチへの伝え方やタイミング・お礼の品などを詳しく紹介していきます。
クラブチームを辞める時の伝え方
クラブチームの場合はコーチが複数人で教えてくれる場合が多いと思います。
コーチに直接伝えることが理想ですが、直接話す機会があまりない場合は、事務所や受付などへ電話で伝えてもいいでしょう。
その場合は、最後のレッスン時には親からもコーチや関係者へ感謝の気持ちを伝えに行くことが望ましいでしょう。
気を付けなければならないのは、他のクラブチームへ移籍する場合です。
サッカーをはじめチームスポーツは、今後も練習試合や大会などで顔を合わせる機会が必ずあります。
言いにくいかもしれませんが、他のクラブチームへ加入することもできるだけ伝えましょう。
なかには難色をしめされることもあるかもしれませんが、あとから知られた場合はお互いにイヤな思いをします。
基本的にはスポーツコーチは、そのスポーツをやっている子を応援してくれますので、本人が続けたい環境を尊重してくれます。
サッカーを辞める時の伝えるタイミング
クラブチームの規約があれば、規約に沿って伝えるようにしましょう。
退会届を提出するところもあるので、「辞める」意思を伝えた時に提出期限や方法をしっかり確認します。
規約がない場合は、少なくとも1ヶ月前には伝えることが誠意です。
大きな試合や大会が控えている場合は、その時に出られるかどうかもしっかり伝えることが必要です。
クラブチームの場合、引き止められることもあるかもしれませんが「辞める」と決めているのであれば、曖昧にせずしっかりと理由や意思を伝えましょう。
どうしても断りにくい場合には、もう一度本人と相談しますと持ち帰り、後日「やはり本人の意思は固いようです」と伝えてもいいでしょう。
コーチにお礼の品は必要?
基本的にはお礼のご挨拶をするだけで十分です。
しかし、気持ちだけでもと用意される場合は、コーチへのお礼というよりチームのみんなへのお礼として菓子折りを持参する方が多いようです。
所属チームによっては、生徒数が多く用意するのが難しい場合もあると思いますので、その場合は全体へは挨拶だけで、帰り際にお世話になったコーチ陣へお渡ししてもいいでしょう。
辞める時にコーチがもらって一番うれしいものは、子どもからの手紙だそうです。
贈答品を用意する場合は、予算は3,000円~5,000円くらいがおすすめです。
お礼の品【お菓子】
お礼の品【物】
長期間お世話になっている場合は、個別に感謝の気持ちを込めてお渡しする方もいるようです。
先生やコーチへのお礼の品はこちらで詳しく紹介しています。
友達にお礼の品は必要?
一緒に練習していたチームメイトにお礼をする場合も、基本的には気持ちと感謝の言葉を伝えることで十分です。
しかし、下の子と遊んでもらったり、サッカー以外でも交流があった場合は、負担にならない程度のものを渡す子のいるようです。
スポーツブランドの名入れグッズなどは喜ばれます。
贈答品を用意する場合は、予算は500円~1,000円くらいがおすすめです。
友達へのお礼の品はこちらで詳しく紹介しています。
サッカーを辞める時の例文
辞める時に実際に使える例文を伝え方ごとに紹介します。
直接会って伝える場合
直接伺うことができる場合は、会って伝えるのが一番理想的です。
お礼の気持ちも一番伝わると思います。
いつもありがとうございます。
○○の母(父)です。
今少しお時間よろしいですか?
実は、●月いっぱいで辞めさせていただきたいと思っております。
(理由を伝える場合は、ここで理由を伝える)
これまでご指導いただき、ありがとうございました。
コーチのご指導のおかげで、○○も楽しくサッカーを習うことができました。
ご迷惑をお掛けしたこともあるかもしれませんが、優しくご指導いただき本当に感謝しております。
残りの練習も、楽しく通わせていただければと思います。
もうしばらく、よろしくお願いいたします。
電話で伝える場合
相手の表情がみえないので、声のトーンや話し方などに気をつけながら、しっかりと伝えましょう。
電話での連絡になってしまったことのお詫びも伝えるようにしましょう。
いつもお世話になっております。
○○の母(父)です。
お忙しいところ恐れ入ります。
■■コーチはお手隙でいらっしゃいますか?
実は、●月で辞めさせていただきたいと思っております。
(理由を伝える場合は、ここで理由を伝える)
本来は直接お会いしてお伝えするところ、お電話でのご連絡で申し訳ありません。
これまでご指導いただき、ありがとうございました。
コーチのおかげで、○○も楽しくサッカーを習うことができました。
ご迷惑をお掛けしたこともあるかもしれませんが、優しく指導していただき本当に感謝しております。
残りの練習も、楽しく通わせていただければと思います。
最終日には、私も練習に伺いたいと思っております。
その時は、またよろしくお願いいたします。
では、失礼いたします。
メールなどで伝える場合
メールでの連絡の場合は、誤字がないように気を付けましょう。
そして、誰からのメールか分かるように、件名には宛名(先生名)と子どもの名前を明記するようにしましょう。
LINEなどの場合は、既読がつくのでわかりますが、メールの場合みていただけたかわからない場合もあります。
連絡後の練習時に「辞める」話が出なかった場合は、再度電話や直接の連絡をして確認してみましょう。
メール件名:■■コーチ 生徒名(子どもの名前)
メール本文↓
■■コーチ
いつも大変お世話になっております。
○○の母(父)です。
実は、●月で辞めさせていただきたいと思っております。
(理由を伝える場合は、ここで理由を明記)
本来であれば直接お伺いしてご挨拶するべきところですが、メールでのご連絡で失礼いたします。
これまでご指導いただき、ありがとうございました。
コーチのご指導のおかげで、○○も楽しくサッカーを習うことができました。
ご迷惑をお掛けしたこともあるかもしれませんが、優しくご指導いただき本当に感謝しております。
退会にあたり、必要な手続きなどがございましたらご連絡いただけますよう、よろしくお願いいたします。
練習の最終日には、私もお伺いしたいと思っております。
残りわずかではありますが、今後の練習もよろしくお願いいたします。
保護者の名前
連絡先:090-××××-××××
辞める理由について
サッカーを辞めたいことがしっかり伝われば、辞める理由を必ずしも伝えなくても大丈夫です。
しかし、コーチから尋ねられた場合や理由も伝えたい場合は、曖昧にせずにしっかりと伝えましょう。
コーチに尋ねられた時のために、伝える理由を事前に考えていくと当日焦らずに対応ができます。
正直な理由を伝えるのが一番いいと思いますが、言いにくい場合もありますので、その際には無難な理由で伝えるのもいいでしょう。
理由を告げた場合、コーチの方から練習日を減らしたり、曜日を変えたりと提案があるかもしれません。
その際は、「ご提案ありがとうございます」とお礼を伝えた上で、丁重にお断りしましょう。
サッカーを辞める時の伝え方まとめ
今回は、サッカーを辞める時の伝え方をまとめました。
スクールやコーチによって対応や決まりは異なることもありますので、正式な対応はそれぞれのスクールに確認してください。
穏便に気持ちよく辞められることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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